2001年1月、ニチモウ株式会社は、広島大学原爆放射能医学研究所の伊藤明弘教授(当時)との共同研究で、同社の開発素材であるAglyMaxとImmusoy(現:イムバランス)が、2Gyの少量放射線で刺激を与えたマウスの骨髄細胞に対し、強い増殖活性を与えたことを確認し、放射線に対するリスク低減の可能性があるとした。

この研究論文は、「医学のあゆみ」に2001年1月に掲載された。 なお、伊藤明弘教授(当時)らは、味噌あるいはその有効成分が放射線の生体障害からの回復に有効であることを、小腸粘膜の基底部に存在する腺簡細胞巣の回復実験で証明している。

一方、味噌を用いた動物実験で、放射線障害の回復、マウス肝腫療やラット乳癌の化学予防について報告し、その作用のひとつとしてアグリコン化したイソフラボンの存在が重要であることを示唆している。

2011年3月18日 ニチモウバイオティックス株式会社