成分について:麹菌発酵イソフラボン
目次
大豆イソフラボンとは
大豆イソフラボンは、植物性ポリフェノールの一種です。大豆全体重量の約0.2~0.4%と貴重な成分です。
大豆の中でも主に胚芽に多く含まれており、
大豆全体では、約0.2~0.4%
大豆胚芽では、約2%
およそ10倍近い量が胚芽に含まれています。
吸収性が違う2つの大豆イソフラボンの違い(アグリコン化)
2つのタイプがあります。
大豆イソフラボンには、「グリコシド型」と「アグリコン型」のグリコシド型:
糖が結合し、分子量が大きく、体内吸収のためには腸内細菌による分解が必要
アグリコン型:
糖が外れており、グリコシド型と比較し約3倍の吸収性を持つ。
腸内細菌の働きに関係なく、胃・腸から効率的に体内に吸収されます。
麹菌発酵イソフラボンは麹菌の酵素による働きによって、アグリコン型に変化しています。
ダイゼインリッチな麹菌発酵イソフラボン
麹菌発酵イソフラボン(アグリコン型イソフラボン)は、主にダイゼイン、グリシテイン、ゲニステインの3種類から構成されています。
その中でもダイゼインが約70%であることが大きな特徴です。
大豆イソフラボンはエストロゲン様作用を持つことが知られていますが、
ダイゼインはエストロゲン受容体との親和性が低く、副作用の心配がないため安全性が高いといえます。
※ダイゼインには脂肪細胞を縮小させる作用なども論文にて報告がされており、研究者や臨床医の注目を集めています。
ダイゼインはエクオールの代謝前の物質
ダイゼインが無ければエクオールを作り出すことは出来ません。
ダイゼインが腸内細菌のエサとなり、効率よくエクオールへと変換させるために使われます。
エクオールを産生できる体質に変化できる可能性があります。
それぞれのイソフラボンにも各々働きがあり、エクオールに変化出来るダイゼインが多いものが麹菌発酵イソフラボンなのです。
麹菌発酵イソフラボンの高い抗酸化力
本来、身体を守るはずの活性酸素が、ストレスや紫外線、偏食などで増えすぎてしまい、逆に細胞を攻撃することで酸化が起こります。
麹菌発酵イソフラボンは、非常に高い抗酸化力(SOD様活性)をもつ成分です。
SOD様活性とは
「SOD」とは、Super Oxide Dismutase(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)の略で、私たちの体内で過剰となった「活性酸素」を取り除き無毒化してくれる「酵素」です。
麹菌発酵イソフラボンの論文
「研究実績:麹菌発酵イソフラボン」をご覧ください。
麹菌発酵イソフラボンの製造工程
製造の特徴
●非遺伝子組み換え大豆胚芽のみを使用
麹菌発酵イソフラボンが含まれる商品
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